Laptop with macOS Big Sur

結論:macOS Catalina 10.15 または macOS Big Sur 11 搭載のシステムで、Realtek ギガビットコントローラを使用したイーサネットポート(例:Plugable TBT3-UDZ 、TBT3-UDC3、USB3-HUB3ME などの製品や、同チップを採用している他ブランド製品に搭載されたポート)を使用しようとすると、該当システムがスリープ状態になった際、同じローカルネットワーク上にある他の有線イーサネット機器の接続が失われることがあります。

macOS 10.15 システムでは、Realtek から最新のイーサネット・デバイスドライバーをインストールすることで、この動作を修正することができます。

macOS 11 システムでは、PC システムを 2021年 4月 26日にリリースされた macOS バージョン 11.3 にアップデートすることで、この動作を修正することができます。

追加情報 - Plugable 社は複数ユーザの方々から、Thunderbolt 3 対応 macOS ラップトップを一部の Plugable 社製品で使用した際に、システムが予期せぬ動作をしたという報告を受けました。該当する製品は Plugable TBT3-UDZ ドッキングステーション、TBT3-UDC3 ドッキングステーション、USB3-HUB3ME USB 3.0 3-ポートハブ・イーサネットアダプターなどです。これらの製品はすべて、Realtek イーサネット・コントローラを内蔵しています。

この予期せぬ動作は、ネットワーク接続にイーサネットポートを使用している場合に発生します。ノートパソコンが正常に動作している間は、有線ネットワーク接続は正常に動作します。しかし、ノートパソコンがスリープ状態になると、同じローカルネットワークに接続されている他の有線ネットワーク機器が通信できなくなる場合があります。ノートパソコンをスリープ状態から復帰させると、この動作は解消されます。

macOS Catalina 10.15 を Thunderbolt 3 対応ラップトップで使用しているユーザーの方々は、Realtek 社が提供しているイーサネットアダプター用の最新デバイス・ドライバーをインストールすることで解決できます。macOS 10.15 をお使いのお客様で、このような現象が発生した場合は、support@plugable.comまでご連絡いただければ、更新されたドライバーのインストール方法を詳しくご説明いたします。

Thunderbolt 3 対応ラップトップで macOS Big Sur 11 をお使いのユーザーの方々には、2021年 4月 26日にリリースされた最新版の macOS バージョン 11.3 へのアップデートをお勧めします。

これに伴い、このトピックに関するナレッジベースの記事を更新しました。

Thunderbolt 3 対応の macOS システムと前述のイーサネット製品を組み合わせてお使いのお客様で、上記のようにシステムを macOS 11.3 にアップデートした後にネットワーク問題が再発する場合は、support@plugable.comを通じて Plugable 社まで直接ご連絡いただければ幸いです。


Loading Comments

記事 ID: 555979538597