PlugDebug(プラグデバッグ)
Plugable デバッグツールは、システム情報やログを収集し、デバイスやソフトウェアの問題点を迅速に詳細に診断できるように設計されています。
診断ログを収集する際の注意点
- 問題個所が発見しやすくなるよう、問題が発生してからできるだけすぐにこのツールを実行してください。PlugDebug の実行時には、(それができない場合を除いて)問題のある周辺機器を接続しておいてください。
- PlugDebug データをご送付の際には、「アマゾン注文番号」を合わせてお知らせください。
PlugDebug が収集するデータについて
Plugable 社は、お客様が弊社と共有するデバッグ・データについてお客様のプライバシーを尊重します。収集データを問題判別以外の目的で使用することは一切ありません。
Windows 用 PlugDebug は、以下のシステム情報を収集します。
- PC や OS のスペックなどのシステム情報
- 現在 PC に接続されている USB 機器
- PC の Bluetooth 範囲内にあるデバイス
- インストールされたソフトウェア
- PC に接続されている機器の最新履歴
- クラッシュダンプ・レポート
- ドライバのインストール履歴
- 現在のドライバ・パッケージの一覧
- ネットワークアダプタ情報
- DirectX 診断情報
- PC に接続されている DisplayLink 機器とその状態
- 拡張ディスプレイ識別データ(EDID)
- ハードドライブ SMART データ
- DisplayLink デバッグログ
- DisplayLink レジストリ設定
- 電源構成情報
macOS 用 PlugDebug for は、以下のシステム情報を収集します。
- ハードウェアや OS スペックなどのシステム情報
- Apple システムプロファイラで表示される完全なシステムプロファイル
- ロードされたカーネルモジュール
- 現在 PC に接続されている USB 機器
- ネットワークアダプタ情報
- インストールされている DisplayLink ソフトウェア
- Mac システムに接続されている DisplayLink デバイスとその状態
Linux 用 PlugDebug は、以下のシステム情報を収集します。
- 一般的なシステム情報(Distro のバージョン、カーネルのバージョンなど)
- 接続された USB デバイス
- 接続された PCI デバイス
- PC の Bluetooth 範囲内にあるデバイス
- ロードされたカーネルモジュール
- ドライブ情報
- ディスプレイ情報
- ネットワーク設定
- インストールされているパッケージ
PlugDebug は、主にオペレーティングシステムに組み込まれた様々なコマンドを実行し、収集した情報を圧縮( .zip)ファイルとしてパッケージ化します。しかし、Windows 版では、以下にクレジットされたいくつかのフリーウェアのユーティリティも使用されています。
クレジットと謝辞
PlugDebug の Windows 版で以下の NirSoft ユーティリティを使用しています。
- BlueScreenView
- BluetoothView
- DevManView
- InstalledDriversList
- MonitorInfoView
- MultiMonitorTool
- MyUninstaller
- USBDeview
NirSoft によるこれらの素晴らしいツールの数々に感謝したいと思います。これらなしでは、PlugDebug の開発には実際よりも時間がかかっていたはずです。
また、smartctl の Windows バイナリもsmartmontoolsプロジェクトからバンドルしています。
PlugDebug によって生成されるファイルは、一般的な解凍ツールで解凍可能な標準的な圧縮ファイル形式です。含まれている個々のファイルのほとんどは普通のテキストファイルですが、DisplayLink ログのような一部の特定ファイルは暗号化されています。macOS 機器から生成されるシステム情報もテキスト形式で保存されます。
ダウンロードおよび使用手順
Plugable Plugadebug(プラグデバッグ)は、Windows、macOS、Linux で実行できます。ChromeOS では使用できません。
Windows
- Windows 用 PlugDebug をダウンロード
- プログラムの実行時に何か問題が発生した場合は、こちらの一つ前のリリースを試してみてください。
- ダウンロードしたプログラムを実行します。プログラム名は Plugdebug-Win32-version_number.exe のようになります。
- ネットワークの問題については、「高度なネットワーク接続情報を収集するために PlugDebug を許可する」オプションにチェックを入れてください。
- PlugDebug 内の「スタート」ボタンをクリックします。
- 数分後、デスクトップ上に圧縮(.zip)ファイルが作成されます。ファイル名には PC の名前、日付、時刻が含まれています。
- 例:DESKTOP-Q4I44IO_20200929_163015.zip
- 下記のログファイルの送信手順に従ってください。
macOS
- お使いの macOS/OS X のバージョンに合った PlugDebug をダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮(.zip)ファイルをダブルクリックして解凍します。
- 解凍したファイルの中から、PlugDebug アプリケーションをダブルクリックして実行します。クリックしても何も起こっていないように見える場合があります。
- 現在、PlugDebug は Apple 社によって署名されていないアプリケーションです。この問題を解決するために取り組んでいますが、それまでの間、システム環境設定内の「プライバシーとセキュリティ」設定に入り、PlugDebug を実行するに設定してください。(この手順の詳細については、Apple 社のウェブサイトを参照してください)。
- PlugDebug 内の「スタート」ボタンをクリックします。
- 数分後(10 分程かかる場合もあります)、デスクトップ上に圧縮(.zip)ファイルが作成されます。
- 例:iMac.local_20200929_163015.zip
- 下記のログファイルの送信手順に従ってください。
注意:問題が発生して PlugDebug が実行されない場合は、以下のボタンをクリックして Apple システムレポートの作成手順に従ってください。
macOS 13 以降のバージョン
- アップルメニュー >「このMacについて」を選択します。
- 表示されたウィンドウ下部にある、「詳細情報...」ボタンをクリックします。
- 「システム設定」アプリケーションが表示されます。アプリケーションの左側は「一般」オプションが自動選択されています。「バージョン情報」セクションは、この右側に表示されます。
- 「情報」セクションを一番下までスクロールします。
- 「システムレポート...」ボタンをクリックします。システム情報アプリケーションが開きます。
- 「システム情報」アプリケーションのメニューバーから、「ファイル 保存...」をクリックし、情報をファイルに保存します。
- 下記のログファイルの送信手順に従ってください。
macOS 12 およびそれ以前のバージョン
Mac システムで PlugDebug が実行できない場合は、以下の手順に従ってシステムレポートファイルを生成してください。
- アップルメニュー >「このMacについて」を選択します。
- 表示されたウィンドウから、「システムレポート」ボタンをクリックします。
- システム情報ウィンドウが表示されます。アプリケーションのメニューバーから、「ファイル」をクリックして情報をファイルに保存します。
- 下記のログファイルの送信手順に従ってください。
Linux
- PlugDebug は現在 Ubuntu、Debian、Arch、Fedora、Red Hat、Linux distros で動作します。
- お使いのシステムに適した PlugDebug をダウンロードします。
- ファイルの実行権限が有効になっていることを確認します。
- 実行(.run)ファイルをダブルクリックし、プロンプトが表示されたら「ターミナルで実行」を選択します。
- PlugDebug 内の「スタート」ボタンをクリックします。
- 数分後、デスクトップ上に圧縮(.zip)ファイルが作成されます。ファイル名には PC の名前、日付、時刻が含まれています。
- 例:tux4life_20200929_163015.zip
- 下記のログファイルの送信手順に従ってください。
ChromeOS
PlugDebug は、ChromeOS で実行することはできません。ChromeOS でデバイスの問題を診断する際には、お使いの Chromebook の「メーカーとモデル名」、「アマゾン注文番号」を添えて Plugable 技術サポート nihongo@plugable.com までお知らせください。
ChromeOS の具体的なメーカーとモデルの入手方法については、関連のナレッジベース記事を参照してください。
ログファイルの送信手順
すでに問題について Plugable 社に連絡済みの場合
PlugDebug プログラムで作成されデスクトップに保存された圧縮(.zip) ファイルを添付して、直接技術サポート nihongo@plugable.com まで電子メールでお送りください。
アマゾン経由ですでに連絡済みで、サポートチケット番号はわかっているが個人用メールで連絡するのが初めての場合は、件名に「チケット番号#xxxxxx」と入れてください。チケット番号がわからない場合は、サポート担当者の名前を入れてください。
Plugable 社のサポートに初めて連絡する場合
PlugDebug がデスクトップに作成した圧縮(.zip)ファイルを添付して、nihongo@plugable.com メールを送ってください。
Plugable 製品は、日本ではアマゾン・ジャパンにて販売しています。ご連絡の際は、「アマゾン注文番号」も合わせてご記入ください。
注意: Amazon 社のメールシステムを通じて弊社に連絡を取った場合、添付ファイルや URL リンクなどはサーバーを経由する段階で削除されてしまいます。PlugDebug データを送信する際は、個人のメールを使って直接 nihongo@plugable.com 宛てにメールを送信してください。
メールクライアントによっては、圧縮(.zip)ファイルを送信できない場合があります。これは通常、ファイルの拡張子を変更することで回避することができます。例えば、PlugDebug ファイルを PCNAME-20200929_163020.zip から PCNAME-20200929_163020.zip.pdf に変更すると、送信できるようになります。
技術サポートチームは、ログを分析してできるだけ早く詳細な情報をご返信します。どうぞお気軽にメールでご連絡ください。