Plugable dock setup with two monitors on Windows 11

Microsoft 社が最新の Windows 11 をリリースしましたが、 このバージョンには Plugable 社のドッキングステーション、USB-C ハブ、 USB グラフィックス変換アダプターなどを使う際に役立つ、新しい表示機能が追加されています。

追加されたのは、Windows モニターの接続状況に応じてウィンドウの位置を記憶するという機能です。

背景

ノート PC とともに様々な場所へ自由に移動できる可搬性を維持しつつ、様々な周辺機器を簡単に接続したり外したりしたい場合、USB ドッキングステーションを利用することができます。自宅や会社に戻った際は、ノート PC を再度ドッキングステーションに接続するだけで、追加の外部モニター、キーボードやマウスなどの USB 周辺機器、有線イーサネット 、さらには充電器など、様々な機器を簡単に接続しなおせます。

しかし Windows 11 以前のバージョンでは、外部ディスプレイ上で開いていたアプリケーションを、手動で元の位置に戻す必要がありました。私のように、特定のアプリケーションをセカンドモニターに配置したいと考えているユーザーにとっては、これはかなり不便なことでした。

新機能を使えば、もう面倒な作業は必要はありません。新しく提供された設定値により、再度外部モニターが接続された際、すでに実行中だったアプリケーションは、自動的に過去最後の位置に表示されます。

 

アプリケーション位置を記憶

Windows 11 ではこの機能が最初からオンになっていますが、ここで記憶されているウィンドウ位置の情報機能を有効または無効にする方法を、詳しく見てみましょう。

  1. 注意: お使いのパソコンで Windows 11 を実行している必要があります。Windows 10 以前のバージョンでは、この機能はサポートされていません。Microsoft 社は Windows 11 へアップグレード可能な最低限のシステム要件 を開示しています。
  2. デスクトップ上で右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択します。

 

3. ディスプレイ設定画面内にある「マルチ ディスプレイ」欄にある、「モニターの接続状態に応じてウィンドウの位置を記憶する」チェックボックスをオンにします。

 

この設定を有効にすると、Plugable ドッキングステーションやグラフィック変換アダプターに接続された外部ディスプレイに、アプリケーションの位置を記憶させることができます。

この新しい設定は多くの方々にお役に立つと思いますので、ぜひご利用ください。


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