Apple 社が設計した M1 CPU を搭載した最初の Mac である新しい Mac Mini、MacBook Air、MacBook Pro 13 インチは、Intel 製 CPU と比較すると全体として多くの可能性を示しています。しかし、私たちの目を引いたのは、接続できる外部ディスプレイの数が減ってしまったことでした。
技術仕様によると、Mac Mini はネイティブで最大 2 台(1 台は HDMI ポート経由、もう 1台は USB-C 経由で)の外部モニターをサポートできます。しかし、MacBook Air と MacBook Pro 13 インチは外部ディスプレイを 1 台しかサポートしません。そこで私たちは、本当にそうなのかを確認してみました。
書いてある通りに、これらのシステムは、上記にある通りの動作をしました。Intel 社製 CPU 搭載 Mac システムであれば最大 2 台の外部モニターをサポートできる Plugable 社製 Thunderbolt 3 ドッキングステーション経由で、M1 システムの場合は 1 台の追加モニタしか表示できません。しかし、一部のユーザーの方々にはこのような制限は許容できないかもしれません。
私たちが検証した限り、M1 システムに制限以上の外部モニタを接続したい場合は、Plugable 社の DisplayLink 技術を使った USB グラフィック変換アダプターやドッキングステーションが有効であることがわかりました。
最初のテストでは「Plugable USB-C トリプル・ディスプレイ・ドッキングステーション(UD-3900PDZ、日本未発売)」を使用しました。このドッキングステーションを使えば、M1 搭載の MacBook Pro と MacBook Air の両方で 1920x1080 解像度の 3 台の外部モニターを接続し、拡張モードで表示できました。
さらに、DisplayPort とHDMI ポートが混在した Plugable USB-C トリプル 4K ディスプレイ・ドッキングステーション(UD-ULTC4K)でも、同様の結果を得ることができました。
注意: これらのマルチディスプレイドッキングステーション は、USB-C 代替モード(内蔵 GPU 直接出力の「グラフィック出力」)と、DisplayLink 技術(専用デバイス・ドライバのインストールが必要)の組み合わせでトリプルモニタを実現します。このような技術の組み合わせは、M1 プラットフォームが USB-C を介して外部ディスプレイ 1 台のみをサポートしている制限の回避策となります。DisplayLink と macOS についての詳細は、こちらの記事を参照してください。
モニタ接続方法などに関する質問やご意見などがありましたら、この記事へのコメントでお知らせください。
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